原因
子宮内では、赤ちゃんはへその緒(臍帯)を介して母親とつながっています。出生後にはへその緒が切断され、へその緒がお腹からはがれ落ちることで、へそが形成されます。しかし、へその緒が取れたあとにも、へその形成過程がうまくいかない場合に臍ヘルニアを発症します。
腹直筋と呼ばれる腹部の筋肉の間を通って、お腹の中の臓器(腸管や脂肪など)が皮膚に覆われた形で体の表面に飛び出てくるのが臍ヘルニア、いわゆる“でべそ”です。
また、臍ヘルニアの原因は、出産後のへその緒の処理がうまくいかなかったためではありません。
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