症状
自家感作性皮膚炎は、主に下腿などにできた皮膚病変に発赤や腫脹などの炎症症状が生じ、2週間程度経過した後に全身に強いかゆみを伴う2~5mm程度の小さな紅斑や丘疹、膿疱が散在します。
これらの皮疹は散布疹と呼ばれ、体幹や手足、顔などに左右対称に現れるのが特徴です。耐え難いかゆみが生じるため、無意識に掻きむしり、皮膚にダメージを与えることも少なくありません。
また、重度のアレルギー反応が全身で生じるため、発熱や倦怠感などの全身症状を引き起こすこともあります。
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