治療
自己愛性パーソナリティ障害の治療は、自己の認識と現実との歪みを修正するための認知行動療法などのカウンセリングを中心とした精神療法が主体となります。治療は長期間にわたることが多く、医師や臨床心理士などの治療者と患者が治療の目標を共有して協力して進めていくことが大切です。
一方、自己愛性パーソナリティ障害は気分の変調を引き起こすこともあるため、気分安定化薬や抗精神病薬などを用いた薬物療法を行うこともあります。しかし、薬のタイプによっては問題となる行動の引き金となったり薬物依存を引き起こしたりすることもあるので注意が必要です。
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