検査・診断
蛋白漏出性胃腸症を診断するためには、便中にタンパク質が喪失されていることを確認することが必要です。そのために行う検査として以下が挙げられます。
α1アンチトリプシンクリアランス検査
便中におけるα1アンチトリプシンの量を測定する検査
蛋白漏出シンチグラフィ
特殊な標識をもつアルブミンを点滴し、その分布状態を画像的に評価する検査
さらに、蛋白漏出性胃腸症の原因疾患は多岐に渡ることから、原因疾患を特定するための血液検査(好酸球やIgE、自己抗体など)、画像検査(レントゲン写真や心臓エコーなど)、上下部消化管内視鏡検査などを適宜行うことになります。
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