症状
蛋白漏出性胃腸症の原因は多岐に渡るため、各種疾患に応じた固有の症状が出現することになります。たとえば、SLEが原因であれば関節の痛みや発疹などの全身症状を伴うことになります。
こうした原因疾患特有の病気に関連した症状を認めることがありますが、蛋白漏出性胃腸症では「低タンパク血症」に関連した共通する症状を呈することになります。具体的には、胸水や腹水、浮腫などが症状として挙げられます。タンパク質が消化管に漏出されることと関連して下痢になることもあります。さらに、蛋白漏出性胃腸症では成長障害につながることもあります。
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