治療
血管腫の治療法は種類によって異なります。代表的な血管腫の治療法には以下のものがあります。
乳児血管腫
基本的には経過観察で自然に小さくなります。プロプラノロールと呼ばれる成分を含む薬の内服や、レーザー治療を行うことでより早く赤みが消えることがあります。
毛細血管奇形
多くの場合は自然に縮小しないため、レーザー治療や手術が行われます。
静脈奇形
手術や特殊な薬を病変に直接注入して縮小させる硬化療法があります。治療方法は部位や大きさによって異なり、MRIや超音波検査などによって決定します。
動静脈奇形
病変が小さい場合はそのまま手術で切除できる場合もあります。病変が大きい場合は事前に血管をふさぐ治療を行い、その後手術を行う方法もありますが、根治的な治療が困難な場合もあります。
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