症状
血精液症では射精時に血液が混じった精液が出るようになります。色調としては鮮血色~黒色で、出血の時期が新しいと鮮血色になり、出血の時期が古いと黒っぽくなります。
一般的な症状は精液が赤くなるのみで、痛みといったほかの症状を伴うことは少ないとされています。
射精時に痛みを伴う場合には、精嚢や前立腺などに炎症が生じている可能性が考えられます。炎症は細菌感染によって生じることもあり、性交によってパートナーに感染することもあるため、痛みを伴う場合には特にパートナーとの性交を控えるようにしましょう。また、随伴症状として排尿困難、頻尿、排尿時痛、会陰部不快感があります。その際は前立腺の炎症を考えます。
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