かくまくかがくふしょく

角膜化学腐蝕

最終更新日:
2025年01月16日
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2025/01/16
更新しました
2017/04/25
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治療

化学物質が目に入ってしまった場合は、医療機関を受診する前にすぐに処置を開始することが重要です。目を開けたまま、ただちに大量の流水で目を洗います(洗眼)。洗面器などに水を貯めて洗顔するように洗うのではなく、水道水などの流水で10分以上洗眼します。医療機関を受診しての治療でも、生理食塩水などでの洗眼を行います。

目に付着した化学物質を十分に洗い流した後は、必要に応じて目薬による薬物療法を開始します。細菌感染予防のために抗菌薬の目薬を使用したり、炎症を抑えるためにステロイドの目薬を使用したりします。また、痛みを和らげるために瞳孔を開く目薬を使用することもあります。

軽症であれば角膜上皮が剥がれてしまっても自然に回復しますが、角膜の損傷が強く回復が難しいケースもあります。そのような場合には、もう片方の目からの角膜輪部移植、羊膜(子宮の中で胎児を包む膜)や口の中の粘膜を培養した組織の移植など、外科的な治療が行われることもあります。

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