症状
かすみ目や視力低下
角膜潰瘍を発症すると、角膜の透明性が著しく障害を受けることになります。ヒトは角膜の透明性を保つことで、ものをしっかりと視覚しています。この透明性が損なわれると、かすみ目や視力低下を認めるようになります。
強い目の痛み
角膜上皮には痛みを感じる神経が多く存在しています。そのため、角膜上皮の損傷を付随する角膜潰瘍では、とても強い目の痛みを伴うようになります。潰瘍の程度が強くなるにつれて、痛みも強くなります。
そのほかの症状
目の充血や目の違和感、涙目、まぶたの腫れなどの症状が現れます。さらに、角膜に傷が入ることで透明性が障害され、白い斑点として病変部位が認識されるようになります。
概要の項目で記載したように、角膜の損傷が治るには時間がかかります。場合によっては永久的な損傷を残すことがあり、著しい視力低下や失明にも至る可能性もあります。
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