症状
解離性障害の症状は多岐にわたります。単なる物忘れではなく、ある特定の時間や場所の記憶が抜け落ちる(解離性健忘)、まれに自分が誰で何をしていたかまったく分からなくなるほど記憶が抜け落ちる(全生活史健忘)、そのような状態で日常生活から抜け出すように失踪して新たな生活を始める(解離性遁走(かいりせいとんそう))などの症状がみられます。また、自分自身の体から抜け出して外から自分を眺めているように感じたり現実が生き生きと感じられなくなったりする(離人感・現実感喪失症)、2つ以上の人格が1人の人間の中に存在する(解離性同一性障害)などが代表的な症状として知られています。
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