症状
脚の脛や手の甲などに小さな丘疹が生じ、それらが癒合して大きくなり、直径1~5cmほどになります。形は楕円形~円形であり、若干の盛り上がりがあって貨幣のように見えることから、「貨幣状」と名付けられました。
進行すると、皮疹の表面はジュクジュクと水っぽくなり、かさぶたや角化した分厚い皮膚が散在するようになります。睡眠を障害されるほどの強いかゆみを生じ、無意識に掻きむしることで自家感作性皮膚炎が誘発されます。この場合、体幹や背中、顔にまで皮疹が広がることもまれではありません。
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