せきがきゅうろう

赤芽球癆

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

赤芽球癆の診断では、発症時年齢や内服薬の状況、基礎疾患(もともと持っている疾患)、感染症の罹患状況などの情報を詳細に評価することが重要です。この他、血液検査や骨髄検査を行います。

血液検査

貧血の有無を確認します。赤芽球癆では「正球性正色素性貧血」と呼ばれるタイプの貧血を呈します。また成熟した赤血球となる前段階の「網状赤血球」と呼ばれるものがありますが、これが低下、消失していることも確認されます。

骨髄検査

この検査を通して、赤血球の成熟が障害を受けていることを確認したり、先天性赤芽球癆であれば原因となる遺伝子異常を特定したりすることができます。

その他、原因となっている基礎疾患を特定するために、血液検査を通してガンマグロブリン、補体、抗核抗体などを検索します。またT細胞の受容体の様相を観察することも重要です。パルボウイルス感染症は原因として重要であり、PCR法にてウイルスの存在を検討します。

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