せきがきゅうろう

赤芽球癆

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

赤芽球癆の自然経過は、原因疾患によって大きく異なります。感染症や薬剤が原因となっている場合、多くは発症後数週間のうちに改善します。そもそも発症に気付かないこともあります。治療としては、原因薬剤の中止を検討したり、原因となっている疾患に対してのアプローチを行ったりします(たとえば腫瘍が原因であれば、腫瘍に対しての化学療法など)。慢性の赤芽球癆では、輸血や薬剤、骨髄移植などが治療方法として選択されることになります。

輸血

貧血症状を緩和させるために行われます。ただし、長期的な輸血が必要な場合には、過剰な鉄が体内に蓄積する恐れが出てきます。そのため、鉄キレート療法と呼ばれる治療を行い鉄の蓄積を予防することもあります。

薬剤

免疫抑制剤の投与も検討され、ステロイドやシクロスポリン、シクロフォスファミドなどで貧血の改善を目指します。現在、シクロスポリンが第一選択薬です。

骨髄移植

これらの治療で効果が十分に得られない場合に検討されます。

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