治療
足趾伸筋腱損傷では、腱の損傷程度に応じて保存的療法もしくは手術的な治療介入が検討されます。
腱が大きく断裂している場合や神経、血管などの損傷が強い場合などには、手術的な治療介入が第一に検討されます。手術後は荷重負荷や運動負荷をどの程度かけるか考慮しながら、リハビリテーションを行うことも大切です。
また、足趾伸筋腱損傷が生じた状況によっては、破傷風の予防対策を講じることもあります。傷口の汚染が強い場合には、それまでの予防接種歴を加味したうえで、ワクチンの接種や免疫グロブリンの投与などを行います。
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