しんこうせいきゅうまひ

進行性球麻痺

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

進行性球麻痺は、ALSの症状のひとつであることが多いです。検査は非常に難しく、診断もスムーズにつけられないケースが多い病気といわれています。

(1) 筋電図検査

舌の筋肉に細い針を刺して筋肉の電気的な運動を調べる検査です。進行性球麻痺では、ほとんどの場合に舌が萎縮します。そのため、筋電図検査で異常を発見できることが多いです。

(2) 末梢神経伝導検査

舌の末梢神経に電気刺激を与え、起こる筋肉の反応や神経活動電位から、末梢神経の機能を調べます。

(3) 筋生検

舌の筋肉の組織を採取して調べる病理検査です。神経に変性があるかどうかを調べることができます。

(4) 血液検査

血液検査では、特異的な所見はありませんが、CKの軽度上昇が見られることがあります。

(5) 頭部CT、MRI

麻痺の原因となる病変が脳にないかを調べます。また、矢状断像では舌の萎縮が観察することができます。
(1)~(5) の多くの検査と舌の萎縮などの臨床所見を総合的にみて、診断がつけられます。

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