治療
現時点では、進行性球麻痺の治療は確立されていません(2018年2月時点)。進行性球麻痺の原因が、ギランバレー症候群や重症筋無力症、多発性硬化症などの場合にはステロイド大量療法や血漿交換療法などを行うことで、症状が軽快することがあります。
最も多い原因であるALSは、根治を目指す有効な治療法がありません。そのため、進行していく症状に対する治療(対処療法)を行って、QOL(生活の質)の改善を目指します。
進行性球麻痺では、急速に呼吸障害が起こることがあります。この場合には、気管切開など、呼吸をサポートする治療を行います。
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