治療
鎖肛の治療は、正常な排便機能の確立を目的として行われます。直腸の盲端が皮膚に近い位置にある低位型の鎖肛であれば、新生児期早期の段階で外表面から孔をあけ、排便の通り道を形成します。その後、早い段階で肛門の形成術を行うことになります。
一方、直腸の盲端部位が高い位置にある中間位や高位型の場合は、適切な排便機能に重要である筋肉の発達が足りなく、早期の手術では正常な排便機能の確立を行うことが困難です。そのため、新生児期の間は人工肛門を増設して便の排泄を促す通り道を形成します。その後、体の成長、体重増加と共に筋肉がつくようになるため、時期を見計らって根治的な肛門形成術を行うことになります。
鎖肛の治療では、手術を行ったあとも排便習慣を確立する訓練が必要になります。浣腸を適宜行いつつ、便意を感じたらトイレに行くといった習慣を確立することになります。
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関連の医療相談が11件あります
肛門の違和感について
1ヶ月ほど前、朝起きると尿道に痛みを感じ、自転車に乗ると尿道が痛く、排尿痛もあったため泌尿器科を受診し、尿道炎のために1週間の抗菌薬を処方されました。しかし、飲み切っても治らないため再度行ったところ、慢性前立腺炎の薬(セルニルトン)を処方され、様子を見ることになりました。現在では射精時の違和感もなく、排尿痛もほぼなくそちらは改善したように思われます。 しかし、慢性前立腺炎ということで悪化させないように3週間ほど自転車に乗っておらず、先週日曜日に久し振りに自転車に乗りました。すると、尿道の痛みは全くありませんでしたが、肛門がサドルにあたるせいか、便意を催し肛門に違和感も覚えました。さらに、便汁のようなものが漏れたりもしました。それが今でもあり、自転車に乗ると肛門に違和感を感じ、何も漏れていなくても漏れているかのような感覚があります。 数日前から風邪の抗生物質を飲んでいるため、そのせいでお腹がゆるくなっている可能性も考えられますが、これはそのまま様子を見てもよいのでしょうか?便秘はなく、便の色も正常で、肛門の違和感や便汁の漏れ以外の症状はございません。
腸内カンジダ
3ヶ月ほど前からカンジダのような症状(小腸辺りの張り、砂糖への異常な欲求、頭がぼんやりする)が現れ、2週間ほど前から食事療法をしています。3日ほど前からダイオフ(頭痛、発熱)のような症状が現れました。 病院ではSIBOの抗菌剤を処方してもらい、低フォドマップの食事を1ヶ月ほど試しましたが効果はありませんでした。カンジダの検査はお金の都合により行っていません。 今後の食事療法の進め方を具体的に教えて頂きたいです。 また、食事療法中の発酵食品や乳製品について質問があります。加熱済みの発酵食品や乳製品であれば酵母やカビが死滅し悪影響はないと考えたのですが、加熱済みでも避けるべきでしょうか?
化学療法について
術後の病理の結果、ホルモン療法の予定でしたがオンコタイプDXが高かったので化学療法となりました。 ddEC+ddPTXになったのですがこのコースは年齢やステージ、サブタイプなどで判断して決めているのでしょうか? 具体的にECは何にどう作用してPTXが先ではなくて後なのはなぜなのかできる範囲で教えていただきたいです。
爪が痛いです
昨日の夕方、足の小指をぶつけてしまい爪の間から血が出てしまいばんそこうをしました。血は止まりましたが動かしたり歩いたりすると爪の部分が痛いです。もう少し様子見をした方がいいのでしょうか?
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