症状
骨折部位の痛みや腫れ、皮下出血などが現れ、腕や肩を動かす際には痛みが生じます。
鎖骨を骨折すると、一般的に鎖骨の中央寄りの骨片は上方にずれ、肩寄りの骨片は下方にずれます。骨がずれると鎖骨が盛り上がるような見た目になり、折れた骨同士が重なり合う場合は肩幅が狭くなります。
交通事故などにより外部から大きな衝撃が加わった場合には、鎖骨周辺の神経が損傷し手指が痺れたり動かせなくなったりすることもあります。このほか、鎖骨骨折に伴い鎖骨と肩甲骨をつなぐ靱帯が断裂する場合や、肋骨骨折や血気胸を合併する場合もあります。
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