じょうみゃくきけい

静脈奇形

監修:

症状

静脈奇形の一般的な症状は、皮膚の膨らみ、色の変化(赤や青みがかった暗い色)などで、初期には特に痛みを感じない場合が多いとされます。皮膚の膨らみは軟らかいか少し硬さがあることが多く、指で押したり心臓よりも上にあげたりすると萎みます。

皮膚の変化は全身のどこでも起こりますが、特に首から上の部分(頭、顔、口、喉、首など)に起こりやすいとされています。皮膚のほかに、骨や筋肉、内臓に病変が現れることもあります。病変の大きさや数はさまざまで、1か所に1つだけ現れることもあれば、広い部分に複数現れる場合もあります。

成長に伴い症状が進行することが多く、静脈の中に石ができたり、炎症が起きたりすると痛みを感じます。静脈奇形によって血管内に血液がたまり、血栓が形成されやすくなることで出血しやすくなる場合があります。そのため、手術などの際には注意が必要です。静脈内に石や血栓ができると、血管を触ったときに硬いものに触れます。 また、関節が動かしにくくなることもあります。

最終更新日:
2025年03月19日
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2025/03/19
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