けいついしょうせいせきずいしょう

頚椎症性脊髄症

最終更新日:
2021年07月27日
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2021/07/27
更新しました
2019/01/15
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原因

頚椎症性脊髄症の主な原因は、加齢によって頚椎、椎間板(ついかんばん)(頚椎と頚椎の隙間にあるクッション状の組織)、靱帯(じんたい)などの脊柱管を形成する構造の形が変化することです。

具体的には、本来なら弾力性がある椎間板が潰れることで頚椎の外縁が鋭い棘のようになる“骨棘(こつきょく)“の形成や、椎間板自体の突出、頚椎を支える靱帯の肥厚などの変化が挙げられます。また、頚椎の後方にある黄色靭帯という靭帯が頸椎進展時(首を後ろに反らしたとき)に、脊柱管内にめくれこむように突出することにより圧迫が生じる場合もあります。これらの変化により、脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫されて手足、膀胱、直腸などにさまざまな症状が引き起こされるのです。

多くのケースでは、50歳以降に上述したような加齢に伴う大きな変化が生じるため頚椎症性脊髄症も50歳以降に発症しやすい病気とされています。一方で、もともと脊柱管が狭い方は徐々に頚椎などの変化が始まる30~40歳代で発症するケースもあります。

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