症状
数mmほどの大きさで、赤みを伴う皮膚の盛り上がりが現れます。その名前から推定されるように、顔面に数多くの皮膚病変(病気による変化)が現れます。
特に、下まぶた周辺や鼻の周辺、頬、口回りなどを中心に、赤いブツブツとした丘疹が生じ、膿を伴うこともあります。しかし、かゆみや痛みなどの自覚症状は基本的にはありません。
顔面播種状粟粒性狼瘡で生じる皮膚病変は、比較的短期間の間に次々と現れ、慢性的に持続しますが、主に1〜2年ほどの経過のうちに徐々に消退傾向を示します。この際に小さな瘢痕(できものや傷などが治った後に残るあと)形成を残すこともあります。
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