治療
高次脳機能障害の治療は、言語療法や作業療法、理学療法などによる認知リハビリテーションが中心となります。高次脳機能障害自体の改善を目的としたリハビリテーションと、失ってしまった機能を代償するリハビリテーション(たとえば記憶障害に対しては重要なことや予定などを書き留めておくメモリーノートの使用など)を組み合わせて行います。
高次脳機能障害は患者本人が病気を十分理解することが難しく、また、外見上分かりにくいために周囲から理解されづらいといった側面があります。そのため周りの人が病気を正しく理解し、患者本人ができることとできないことをしっかりと把握したうえで、必要に応じてサポートすることが大切です。
医師の方へ
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