えすじょうけっちょうじくねんてん

S状結腸軸捻転

最終更新日:
2024年05月28日
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2024/05/28
更新しました
2017/04/25
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治療

S状結腸軸捻転と診断された場合、状況に応じて内視鏡治療か手術治療が検討されます。腸管の壊死を防ぐためにも、できる限り血流が回復できる早期の段階で治療を行うことが大切です。

内視鏡治療

腸管の中に残った内容物やガスを吸引し、X線で内部の様子を確認しながら内視鏡を挿入することで、ねじれを解消する治療方法です。“内視鏡的整復”などと呼ばれることもあります。大腸内視鏡検査中に内視鏡を通過させることができ、壊死が生じていない状態だった場合に検討されます。内視鏡が通過できない場合や内視鏡的整復がうまくいかなかった場合は、緊急手術を考慮する必要があります。

手術治療

開腹してねじれを解消したり、S状結腸の一部を切除したりする治療方法です。内視鏡検査で腸管の粘膜に壊死や潰瘍(かいよう)、出血などが認められた場合などや、内視鏡治療によって大腸に穴が開く恐れがある場合などに検討されます。またいったんは内視鏡での治療が可能であっても、短期間で再発を繰り返す場合には再発防止のために手術治療が検討される場合があります。

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