新型コロナウイルス感染症特設サイトはこちら
くもじょうけっかんしゅ

くも状血管腫

最終更新日
2017年04月25日
Icon close
2017/04/25
掲載しました。

概要

くも状血管腫とは、妊娠時や肝障害時に生じやすい紅色丘疹を中心に放射状に見られる血管拡張です。

原因

くも状血管腫は、妊娠中のエストロゲン上昇や肝機能障害(特に肝硬変)時のエストロゲン不活性化減少などを基礎として生じやすいことが知られています。

健康な方にくも状血管腫が生じることがあります。小児に生じるものは母斑的な性格を持つものと考えられており、クモ状母斑とも呼ばれます。

症状

直径数ミリほどの紅色丘疹を中心として、その周囲に放射状に拡張した血管枝(毛細血管)が伸び、クモが長い足を広げたような外観を呈します。顔面、頚部、肩、胸、上肢に好発します。しばしば手掌紅斑を合併することもあります。

検査・診断

中央の紅色丘疹は動脈からなるためしばしば拍動を触知します。また、皮疹は硝子圧法(ガラスあつほう)で消退するのが特徴です。例えば、鉛筆の先などで中央の赤色丘疹を圧すると放射状の周囲血管枝も消退し、圧迫をゆるめると中央から末梢へ向かって再び動脈血が流れはじめます。

治療

通常は治療不要です。しかし見た目が気になるようであれば、中央部を色素レーザー(pulsed dye laser)、電気焼灼、凍結療法などによって破壊します。

小児では成長にともない自然消失することが多く、妊婦の生じたものは分娩後数か月で消失することが多いです。

「くも状血管腫」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください