症状
せん妄は突然発症することが特徴であり、見当識、思考力、注意力の低下が生じて、妄想や幻覚に支配されるようになります。その結果、過度に興奮して錯乱状態となったり逆に活動性が著しく低下して眠った状態になったりするなど、行動や睡眠リズムに異常をきたします。
せん妄は一時的に強い症状が現れますが、適切な治療や対処を行うことで一般的には数日以内に軽快します。
また、症状の現れ方は1日の中でも変動があり、一般的には夕方から夜間にかけて悪化して昼夜逆転が生じる結果、日中は活動性の低下が目立ちます。
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