症状
アジソン病の症状は幅広く、人によって現れ方はさまざまです。
代表的な症状は、副腎皮質ホルモンが低下することにより疲れやすくなる(易疲労感)、全身倦怠感、筋力低下、脱力感、低血圧、体重減少などです。
そのほかに、消化器症状(食欲不振、下痢、悪心・嘔吐など)や精神症状(不安、うつ、精神的な落ち込みなど)がみられます。
また、副腎皮質ホルモンの不足が長期間に及ぶことで、副腎皮質ホルモンの分泌を促す副腎皮質刺激ホルモンと呼ばれるホルモンの分泌が増加し、同時にMSH(副腎皮質刺激ホルモン)の過剰分泌の結果、皮膚、肘、膝、歯肉、爪が接する皮膚などに色素沈着がみられることもあります。
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