治療
エキノコックス症の治療方法は、感染している寄生虫の種類によって異なります。
嚢胞性エキノコックス症では、外科的手術による嚢胞の切除、PAIR法と呼ばれる嚢胞内の液体を吸引してエタノールを注入する治療、そして駆虫薬アルベンダゾールによる薬物療法が行われます。
一方、日本で多くみられる多包性エキノコックス症では、外科的手術による病巣の完全切除が唯一の根治療法となります。しかし、発見時にはすでに病気が進行していることが多く、完全な切除が難しい場合があります。その場合は駆虫薬による治療が行われますが、効果は患者によってばらつきがあります。
そのため、早期発見・早期治療が極めて重要です。特に多包性エキノコックス症は進行性の病気であり、治療が遅れると肝臓全体に広がり、さらにはほかの臓器にも転移する可能性があります。特に北海道などの発生地域では、定期的な検診を受けることで、治療可能な早期段階での発見を目指すことが推奨されています。
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