予防
エボラ出血熱を予防するには、流行地に行かないことが大切です。また、流行地に行かざるを得ないときには感染の原因になる野生動物に触れないよう注意し、生肉や火が通り切っていない肉の摂取は避けるようにしましょう。流行地では手洗いなど基本的な感染対策を徹底し、流行地の人と必要以上に密な接触をしないようにすることも感染予防のひとつです。
そして、エボラウイルスは完治した後も数か月間にわたって精巣内で生存を続け、精液と共に排出されることがあるとの報告もあります。そのため、エボラ出血熱を発症した患者との性行為には、発症から1年以内または精液からウイルスが検出されないことを検査で確認するまではコンドームを着用することが推奨されています。
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