おぴおいどゆうはつせいべんぴしょう

オピオイド誘発性便秘症

同義語
OIC
最終更新日:
2024年03月12日
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2024/03/12
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症状

オピオイドを内服することで、副作用として便秘がみられます。排便回数の減少やコロコロとした硬い便の排泄、便を出してもすっきりしない、いきまないと便が出ないなど、症状は患者によってさまざまです。

便秘の定義は“本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、残便感、直腸肛門の閉塞感(へいそくかん)、排便困難感を認める状態”(『便通異常症診療ガイドライン2023』)とされており、単に便が出ないだけでは便秘とはいえず、症状の程度には個人差があります。

便秘の状態が続くことで、ストレスや不安など精神面に悪影響を及ぼすこともあります。また、オピオイドを内服する副作用として、便秘のほか吐き気や眠気を伴うこともあります。

参考文献

  1. Bruera E, et al (eds). Constipation and diarrhea. Textbook of Palliative Medicine and Supportive Care. 2nd ed. CRC Press, Boca Raton ; 2015. p559-568

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