検査・診断
カンジダ食道炎の検査は、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)と生検検査があります。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)とは、口もしくは鼻から内視鏡(胃カメラ)を挿入して、食道や胃、十二指腸などを内側から直接観察する検査です。カンジダ食道炎の方の食道粘膜を胃カメラ検査で観察すると、白いプラーク状の付着物が認められます。これは特徴的な所見であるため、診断をつけることは比較的容易です。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)による検査では、嚥下時痛などの症状の有無や程度などを考慮して治療の方針を決定していきます。
生検検査
生検検査とは、病変を直接採集して詳しく調べることで原因などを特定しようとする検査のことです。カンジダ食道炎では、上部消化管内視鏡検査を行った際に白色の付着物を認める食道の組織を採取して、顕微鏡等を用いて病理組織を調べるほか、培養検査を行ってカンジダ菌がいるか確認します。
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