検査・診断
ギャンブル依存症は、賭け事を行う際の心理的な状況、賭け事の頻度、賭け事による日常生活への支障などの状況を丁寧に聞き取り、総合的な判断によって診断されます。
一方で、ギャンブル依存症は気分障害などほかの精神疾患を合併することも多いため、心理検査、頭部CT検査などが行われることもあります。
ギャンブル依存症とギャンブル愛好家とを見分ける尺度として、“LOST”という自記式尺度(スクリーニングテスト)があります。
- ギャンブルをするときには予算や時間の制限を決めない、決めても守れない(Limitless)
- ギャンブルに勝ったときに『次のギャンブルに使おう』と考える(Once again)
- ギャンブルをしたことを誰かに隠す(Secret)
- ギャンブルに負けたときにすぐに取り返したいと思う(Take money back)
上記のうち2つ以上あてはまった場合にギャンブル依存症の可能性あると判定されます。
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