症状
ギャンブル依存症は、競馬・パチンコ・宝くじなどの賭け事をしたいという衝動が止められず、経済的・社会的な支障が生じているにもかかわらず賭け事を繰り返すようになる病気です。
賭け事は娯楽の1つではありますが、依存状態になると日常生活に重大な影響を与えるようになり、金銭を使い果たしてしまったり、仕事や学校に行けなくなってしまったりするだけでなく、借金を繰り返して破産に追い込まれるケースも少なくありません。また、盗みや詐欺など犯罪行為に至ってしまうケースもあります。
その結果、通常の社会生活を送ることができなくなり、抑うつや希死念慮などの精神的症状、食事の極端な偏りや睡眠障害などによる身体的な症状を引き起こすこともあります。
また、ギャンブル依存症を発症するとアルコールや薬物などほかの依存症や、気分障害、不安障害(不安症)など精神的な病気を併発しやすくなるとの報告もあります。
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