検査・診断
チアノーゼが疑われる場合には、血液中に溶けている酸素のレベルを評価するため、パルスオキシメーター*という機器を指に取り付けて計測します。さらに詳しくチアノーゼの状態を評価するには、血液検査で血液中の酸素濃度やヘモグロビン濃度などを調べます。
このほか、チアノーゼの原因となっている病気を特定するための検査も必要です。チアノーゼが生じる代表的な原因疾患には心臓や肺の病気などがあるため、チアノーゼに伴う症状に応じて胸部のX検査やCT検査、超音波検査、心電図検査、肺機能検査などが適宜実施されます。
*パルスオキシメーター:指先に光を当て、皮膚を通じて動脈中の酸素飽和度(ヘモグロビンの何%に酸素が結びついているか)を測定する。採血が不要な機器。
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