症状
ニパウイルスが体内に侵入すると、潜伏期間(4日~45日までとさまざま)を経た後に頭痛や発熱、筋肉痛、倦怠感、悪心、嘔吐などの症状が現れます。呼吸器の症状がでることもあります。5-7日以内に、中枢神経症状として意識障害、痙攀などを生じます。致死率は、報告により2-7割で、神経学的後遺症を残すことも多いです。
なかには、神経症状の寛解と増悪を繰り返すことや、初回の症状は軽くて晩期に神経症状をきたすこともあります。
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