ばっど・きありしょうこうぐん

バッド・キアリ症候群

監修:

検査・診断

バッド・キアリ症候群が疑われるときは、以下のような検査が必要となります。

血液検査

肝機能の状態や貧血の有無などを評価するために血液検査を行う必要があります。また、血液検査によりバッド・キアリ症候群の根本的な原因となり得る病気の有無を評価することも可能です。

画像検査

肝静脈や肝部下大静脈の閉塞や狭窄、肝臓の腫れの有無などを評価するために超音波、CT、MRIなどによる画像検査を行います。特に超音波検査では肝部下大静脈の血流の状態なども評価することができ、診断に役立つ検査となっています。

また、造影検査を行うこともあります。

内視鏡検査

慢性型の場合は食道や胃に静脈瘤を形成し、破裂することで命を落とすことがあります。そのため、バッド・キアリ症候群と診断された場合は静脈瘤の有無や状態を確認するために内視鏡検査を行います。

病理検査

肝臓の細胞の一部を採取して詳しく顕微鏡観察する病理検査を行うことがあります。

最終更新日:
2023年12月27日
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2023/12/27
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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