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バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症

治療

バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症では、バンコマイシンによる治療を行うことができません。他の薬剤耐性との関連もありますが、ミノサイクリン塩酸塩やST合剤、リネゾリドなどの別の薬剤で治療を行います。なおこれら薬剤は通常、黄色ブドウ球菌感染症の第一選択としては使用される薬剤ではありません。そのため、薬剤感受性結果を評価することが必要不可欠になります。

またVRSAが検出された場合、周囲への波及を防ぐことも重要になります。感染者の傷口やなどには大量のVRSAが存在しているため、これら部位には接触しないことが重要です。医療従事者も手袋、手洗いの徹底といった接触感染予防策を取ることが求められています。

1940年代にペニシリンが開発されて以降、黄色ブドウ球菌の薬剤耐性は進行しています。1997年に世界で初めてMRSAが検出されてからは、MRSAが医療機関だけではなく市中内においても急激な広がりを見せるようになりました。VRSAの波及は現在までのところ強くはありませんが、今後もその動向に注目することが必要であるとされています。

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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