症状
バンコマイシ耐性ブドウ球菌感染症は、黄色ブドウ球菌による感染症としての臨床症状を見ることになります。これまでに報告されている症例からは、皮膚軟部感染症や骨髄炎、皮膚壊疽、外科手術後の傷部感染症、壊死性筋膜炎などがあります。これらの病態は一般的な黄色ブドウ球菌としても矛盾のないものです。
バンコマイシン耐性ブドウ球菌感染症は、健康な方よりも、糖尿病などの免疫不全状態がある方のほうが増悪しやすいです。また、MRSAの保菌やバンコマイシン投与歴などでも、感染症が引き起こされやすくなるという指摘もあります。
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