症状
ブルセラ症を発症すると、発熱、関節などの痛み、倦怠感などインフルエンザのような症状が現れます。中でも骨や筋肉に及ぼす影響が大きいとされ、全身的な痛みや倦怠感が生じるとされています。
また特徴として、夕方から夜に発熱し、朝には熱が下がります。このような発熱と解熱を数週間繰り返した後、1~2週間ほど症状が落ち着く期間を経て、再び発熱と解熱を繰り返すようになります(波状熱)。
病気の期間は患者によりさまざまですが、発症後、数年にわたり脱力感や疲労感が続くこともあります。
合併症としては、仙腸骨炎など骨や関節に関する症状が多く現れます。そのほか、肺炎、膵炎、精巣炎、心内膜炎などが生じる可能性があり、心内膜炎は致死的であるため注意が必要です。
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