症状
ドゥシャンヌ型に比べ軽症例が多く、運動時に筋肉の痛みを伴う程度の症状しか出ないケースや、特別な自覚症状がみられないケースがあります。こうした場合は、血液検査で偶発的に病気が疑われ診断に至ることもあります。
ドゥシャンヌ型のように、経年的に筋力が徐々に低下し、思春期以降に車いすなどによるサポートが必要となるようなケースはまれです。また、ベッカー型筋ジストロフィーはドゥシャンヌ型に比べて進行が遅いため、長い経過中に心不全を来すこともあります。心不全を来すことで、疲れやすさや咳、息苦しさなどの症状が現れることがあります。
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