治療
治療方法は、対症療法と根本治療の2つに分類することができます。対症療法とは、現れている症状に合わせた治療介入のことを指します。不整脈に対してのペースメーカーの使用、けいれんに対しての抗けいれん薬の使用、糖尿病に対しての血糖降下薬の使用などを例に挙げることができます。
また、根治的な治療を主眼においた治療方法についても、数多くの方法が試みられています。実際に効果が充分期待できる治療方法が確立されるよう、研究が行われているところです。
ミトコンドリア脳筋症の重症度はさまざまです。それに関連して診断、治療方法、遺伝カウンセリングなど専門的な介入が必要とされる場面は少なくありません。そのため、ミトコンドリア脳筋症の診療に長けた医療機関で診断、経過観察を受けることが大切であるといえます。
医師の方へ
ミトコンドリア脳筋症について
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