検査・診断
ラッサ熱の診断は、ラッサウイルスに感染したことを証明することでなされます。具体的に行われる検査としては、
(1)ウイルス分離とラッサウイルスの検出
(2)ラッサウイルスに対する抗体検査(ウイルスに感染すると、ウイルスを排除するために抗体と呼ばれるタンパク質が体内で産生されるため、これを検出します)
(3)ラッサウイルスに特異的な遺伝子を検出するためのPCR法(ラッサウイルスは人が持っていない遺伝子を有しており、この特異的な遺伝子を増幅・検出します)
などがあります。血液や咽頭拭い液、尿などの検体を用いて上記の検査を適宜組み合わせ、診断につなげます。
医師の方へ
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