予防
予防の基本は、リッサウイルスを体内に取り込まないことです。多くはコウモリに咬まれることで発症するため、コウモリをはじめとする野生動物との接触を避けることが重要といえます。海外渡航、特にリッサウイルス感染症が確認されている地域を訪れる際は、コウモリを含む野生動物に近づかないようにしましょう。
もしコウモリに咬まれたり引っかかれたりしたら、すぐに患部を石鹸と流水で洗い、速やかに医療機関を受診する必要があります。
また、リッサウイルスの一部に対しては狂犬病ワクチンが効果を示す可能性があるとされています。しかし、全てのリッサウイルス感染症の遺伝子型に対して有効ではない点に注意が必要です。
医師の方へ
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