治療
レッシュナイハン症候群の根治的な治療法は存在せず、生じてくる症状に対する対症療法が治療の中心となります。
レッシュナイハン症候群で生じる症状は、運動面から精神発達面まで多岐に渡るため、療育やリハビリテーションなどを行うことが重要です。
また、内服薬も用いられ、自傷行為に対しては抗けいれん薬や向精神薬、高尿酸結晶に対してはアロプリノールなどが検討されます。尿路感染症の発症時などには、抗生物質による治療も必要です。
また、レッシュナイハン症候群は、遺伝子性疾患としての側面を持つため、遺伝カウンセリングも考慮する必要があります。
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