かたいかいよう うったいせいかいよう

下腿潰瘍・うっ滞性潰瘍

別名
下腿皮膚潰瘍,下腿難治性皮膚潰瘍
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

下腿潰瘍・うっ滞性潰瘍の診断で大切なのは、視診による静脈瘤の確認です。静脈瘤は立った状態で大きくなるため、立った状態での評価が行われます。しかし、なかには視診ではわからない静脈瘤もあり、下記のような検査が行われることもあります。

画像検査

造影剤を用いて下肢の血管を造影し、CT検査を行う方法が一般的です。血管の蛇行や静脈瘤、血管の詰まりなどを詳細に確認することが可能で、手術前の検査にも用いられます。

また、簡便に行える超音波検査で血流を評価することもありますが、血管の詳細な描出には造影CT検査のほうが優れています。

ドップラー聴診検査

超音波ドップラー聴診器を用いて、下腿の血流を評価する検査です。立った状態で下腿の血流を聴くと、逆流音や貯留音などを聴き取ることができます。

また、代謝性疾患や血液疾患などによる、うっ滞が原因ではない下腿潰瘍を鑑別するために、種々の血液検査や画像検査、皮膚の生検、培養などが行われることもあります。

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