原因
下腿潰瘍の7~8割は、静脈瘤の形成によって下腿の血液循環が悪化することが原因です。このようにして生じる下腿潰瘍を、うっ滞性潰瘍と呼びます。
静脈は体を循環した血液を心臓に戻すはたらきをします。しかし、足の静脈では、立っているときや座っているときに重力に従って血液が下方へ戻ろうします。このため、足の静脈には「弁」があり、血液の逆流を防ぐ仕組みが備わっています。
しかし、加齢や長時間の立ち仕事などが原因となって「弁」の構造が壊れると、下腿の血管に血液が逆流して溜まりやすくなり、静脈が拡張してコブのようなふくらみが生じることがあります。
このふくらみが静脈瘤です。静脈瘤ができると、そこにさらに血液がたまりやすくなり、高度なうっ血を生じます。うっ血した下腿は皮膚炎を引き起こし、わずかな刺激が加わることで潰瘍を形成します。
その他の原因としては、閉塞性動脈硬化症や血管炎などの血管病変や、糖尿病、痛風などの代謝性病変、クリオグロブリン血症などの血液疾患、外傷、皮膚がん、感染症などが挙げられます。
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