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痛風
痛風とは、尿酸が関節や腎臓のなかで結晶となって溜まり、関節の激痛や腎機能障害をもたらす病気です。初期症状である手足の違和感があるうちに治療を開始すれば、痛風発作を未然に防ぐことが可能です。また、...
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更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
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2017 年 04 月 25 日
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概要

痛風とは、尿酸が関節や腎臓のなかで結晶となって溜まり、関節の激痛や腎機能障害をもたらす病気です。初期症状である手足の違和感があるうちに治療を開始すれば、痛風発作を未然に防ぐことが可能です。また、痛風が増加した原因は、食生活を含め生活習慣の西洋化によると考えられています。

原因

痛風は高尿酸血症に起因する病気です。尿酸は、プリン体(プリン環の構造を持つものの総称。核酸の代謝産物)が分解されることでできる物質です。プリン体を多く含む食べ物を取り過ぎたり、代謝経路のどこかに異常ができたりすると、体内のプリン体は少しずつたまっていきます。プリン体が体内で分解されると、最終産物の尿酸がつくられます。

産生された尿酸は、腎臓や腸管から排出されます。血液の尿酸値は、体内で産生された量と排泄された量のバランスによって決まります。血液中の尿酸値が上昇すると、高尿酸血症が出現します。尿酸が関節や腎臓のなかで結晶となると、さまざまな症状が現れます。

症状

痛風の前兆として、患部の違和感やむずむずした感じを訴える方が多いといわれています。痛風の前兆が現れた段階で治療ができなかった場合には痛みが生じ、通常24時間以内に痛みのピークを迎えます。痛風発作の痛みは耐え難いほどの激痛で、日常生活が困難になる方もいるほどです。その後、強い痛みが2~3日続き、1~2週間で症状は治まります。また、痛風になると、痛みを生じた箇所は赤く腫れ上がり、熱感を伴います。

さらに、高尿酸血症を放置しておくと、手足の関節や耳たぶの皮膚の下にも尿酸塩の結晶が沈着してこぶのようになります。これを痛風結節といいます。痛風結節は、痛風発作と違い痛みが生じることはありません。しかし、進行すると、関節が変形したり骨の破壊が起こったりして日常生活に影響が出ます。

検査・診断

痛風の検査では、まずは痛風関節炎や痛風結節の有無が診察で確認されます。また、血液検査や尿検査を行い、血清尿酸値や尿中尿酸排出量を調べます。診断が困難なときは、滑液中の尿酸塩結晶を調べることがあります。また、骨の状態を確認するためにレントゲン検査が行われることもあります。

治療

治療では、高尿酸血症の改善が重要です。痛風発作の痛みに対しては、鎮痛薬を使って速やかに痛みを和らげます。痛風発作が治まったら、血中の尿酸値を下げるために尿酸降下薬の服用を開始します。薬物療法のほかに大切なのが、生活習慣の改善です。食生活や生活習慣が原因となる高尿酸血症はメタボリック症候群のひとつと考えられています。

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