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痛風

目次

痛風とは

痛風とは、プリン体という尿酸という物質が関節や腎臓のなかで結晶となってたまり、物理的なストレスや炎症が起こることによって関節の激痛や腎機能障害をもたらす病気です。
プリン体とは、私たちの遺伝子を形づくっている核酸という物質の代謝産物で、細胞のなかで自然に分解され排出されるしくみが備わっています。ところが、プリン体を多く含む食べ物を取り過ぎたり、この代謝経路のどこかに異常ができたりすると、体内のプリン体が少しずつ貯まっていきます。結果として、もともとは目に見えないほどの小さな物質であるにもかかわらず、結晶ができやすい場所である関節や腎臓に結晶ができ、いろいろな症状が出てきます。
現在、日本の痛風の患者さんは100万人程度といわれていますが、痛風の原因となる高尿酸血症の方はその10倍の1000万人程度いるのではないかと推測されています。

詳しくは、こちらを参照ください。
http://medicalnote.jp/contents/161007-001-HE

原因

痛風の原因となる尿酸は、プリン体(プリン環の構造を持つものの総称)が分解されることでできます。プリン体は細胞質やの核の中に含まれています。このプリン体が体内で分解されると最終産物の尿酸が作られます。尿酸は腎臓や腸管から排出されるため、血液の尿酸値は体内で産生された量と排他された量のバランスによって決まります。そのため尿酸の産生が増加する場合や、尿酸の排他が低下する場合は、血液中の尿酸値が上昇し、高尿酸血症が出現します。高尿酸血症・痛風が増加した大きな原因は、戦後、食生活を中心に生活習慣が西洋化したためと考えられています。


詳しくは、こちらを参照ください。
https://medicalnote.jp/contents/161007-001-HE

症状

痛風の前兆として、患部に違和感やむずむずした感じを訴える患者さんが多くみられます。痛風の前兆が現れた段階で治療ができなかった場合にはだんだんと痛みが生じ、24時間以内に痛みが最高潮に達します。痛風発作の痛みは耐え難いほどの激痛で、日常生活が困難になる方もいるほどです。その後、強い痛みが2~3日続き、1~2週間で症状は収まります。痛風になると、痛みを生じた箇所は赤く腫れ上がります。さらに、高尿酸血症を放置しておくと、手足の関節や耳たぶの皮膚の下にも尿酸塩の結晶が沈着してこぶのようになります。これを痛風結節といいます。痛風結節は痛風発作と違って痛みが生じることはありませんが、痛風結節が進行すると関節が変形してしまったり、骨の破壊が起こったりして日常生活に影響が出ます。したがって、痛風の症状に気づいたときにはできるだけ速く医療機関を受診して、治療を始めるべきなのです。


詳しくは、こちらを参照ください。
https://medicalnote.jp/contents/161007-001-HE

検査

痛風の検査は、まず痛風関節炎や痛風結節の有無を診察で確認することです。また血液検査や尿検査を行い、滑液中の尿酸値や尿中の尿酸排出量などを調べます。骨の状態を確認するためにレントゲン検査を行うこともあります。さらに、確定診断のために関節の滑液を病理検査で調べて、尿酸塩の結晶と炎症の証拠があることを確認することもあります。

治療

痛風の初期症状である手足の違和感があるうちにすぐに治療を開始すれば、痛風発作を未然に防ぐことができます。
痛風の治療は高尿酸血症の改善が肝となります。まず、痛風発作の痛みに対しては鎮痛薬を使って速やかに痛みを和らげます。痛風発作が治まったら、血中の尿酸値を下げるために尿酸降下薬の服用を開始します。アロプリノール、フェブキソスタット、トピロキソスタットといった尿酸産生抑制薬やベンズブロマロン、プロベネシドなどの尿酸排泄促進薬を使用します。
薬物療法での治療のほかに、大切なのが生活習慣の改善です。食生活や生活習慣が原因となる高尿酸血症はメタボリック症候群のひとつと考えられていますので、普段からの心がけが重要となってきます。たとえば激しい運動や過食、多量の飲酒を避けるといったことです。


詳しくは、こちらを参照ください。
https://medicalnote.jp/contents/161007-002-RK

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