症状
痛風発作は足の親指の付け根に生じることが多いのが特徴です。痛みを生じた箇所は赤く腫れ上がり、熱感を伴います。痛風発作は足の親指の付け根以外にも、足・膝・手などの関節にも起こります。痛風発作の痛みは耐え難いほどの激痛で、日常生活が困難になる人もいるほどです。通常、24時間以内に痛みのピークを迎えますが、強い痛みが数日間続き、7~10日間で症状は治まります。
さらに、高尿酸血症を放置しておくと、手足の関節や耳たぶの皮膚の下にも尿酸塩の結晶が沈着してこぶのようになります。これを痛風結節といいます。痛風結節は、痛風発作と違い痛みが生じることはありません。しかし、進行すると関節が変形したり、骨の破壊が起こったりして日常生活に影響が出ます。
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