にゅうぼうさいけん

乳房再建

目的・効果

乳がんの治療で乳房を切除した患者に対して、主には整容面の改善を目的として行われますが、機能面の改善につながることもあります。

乳房を切除することで、心理的なつらさのほか、左右の対称性が崩れることによる違和感、公衆浴場の利用など切除した箇所が目立つ活動への心理的抵抗、衣服や下着の選択における悩みなど、さまざまな日常生活上の悩みが生じることがあります。乳房再建では、整容面を改善することで、これらの悩みの解消または軽減を図ります。

また、より満足度の高い乳房再建のためには、医療者による十分な事前説明や、再建術を受ける方の正しい理解が重要です。担当の医師や医療者と、乳がんの治療や乳房再建についてよく相談しましょう。乳がん看護認定看護師(ブレストケアナース)と呼ばれる専門の看護師が、セルフケアや自己決定の支援、心理・社会的問題に対する支援を行う施設もあります。また、病院の相談窓口、が相談支援センターなどの利用を検討してもよいでしょう。

最終更新日:
2025年06月30日
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2025/06/30
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