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にゅうぼうがいぱじぇっとびょう

乳房外パジェット病

監修:

症状

早期段階ではしこりなどは形成せず、赤色や褐色などの赤みがかった色調や白く抜けるようなシミ・湿疹のような病変が現れます。通常は痛みやかゆみなどを伴わず、発見や受診が遅れることも少なくありません。

しかし、これらの病変は年単位で大きく拡大していきます。さらに、進行するとシミや湿疹のような病変の表面にただれ・潰瘍(かいよう)・かさぶたなどが現れるようになり、しこりを形成します。この状態まで進行すると、病変部分は衣類の擦れなどささいな刺激で出血しやすくなり、皮膚の深い部分にまで病変が波及すると尿道や肛門がダメージを受けることも少なくありません。また、リンパ節や肺などに転移を引き起こすこともあります。

最終更新日:
2020年08月14日
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2020/08/14
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