軽度の低カリウム血症では、症状が現れることはほとんどありません。血液中のカリウム濃度が3.0mEq/L未満の重度になると、脱力感、手足のだるさ、筋肉痛、筋力低下、こわばり、麻痺、不整脈などの症状がみられます。症状が進行すると、歩行不能や起立不能、呼吸困難、褐色尿、多尿などが生じることもあります。
なお、心疾患がある人や心疾患の治療薬であるジゴキシンを使用している人は、軽度の低カリウム血症でも不整脈が起こることもあるといわれています。
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